自動車保険の特約
<損害保険に関する解説>

自動車保険の特約

特約とは基本の保険料に追加して保険料を支払うことで、基本サービス以外の幅広い補償を受けられるものです。 各保険会社がさまざまな特約を発売していますが、代表的なものを紹介します。 各保険会社によって補償の条件や範囲が違う場合があります。

どのような特約があるのかをよく理解して、自分のカーライフに合った特約をつけましょう。たくさんの種類があるのでここではおもなものだけとりあげておきます。

等級プロテクト特約
等級プロテクト特約は、事故を起こしてしまった場合でも、保険会社が定めた条件に該当する事故であれば、カウントされずに、翌年も同じ等級が適用される特約です。1年間無事故だと1等級上がり、逆に保険請求をする事故を起こすと3等級下がります。3等級下がるとどのくらい保険料が上がるかを調べてみて加入をするかどうか考えるとよいでしょう。
通常は 1年に1回のみ有効です。

ファミリーバイク特約
自家用自動車のほかに、125cc以下のバイクを所有している場合、バイク単独で自動車保険に加入しなくても、この特約を付けることで主契約と同じ内容の補償が受けられます。 家族が所有するバイクなら何台でもよく、他人から借りたバイクの事故でも補償されます。 保険料も年間数千円程度とわずかなので、本人や家族が原付バイクに乗っている人にはお勧めの特約です。 自動車保険での家族とは、同居の家族および別居の未婚の子どもです。結婚して一緒に住んでいない子どもは対象となりません。

人身傷害補償特約
もともとは特約なのですが、今では一般的で、自動車保険の一つの保険というイメージになっています。 自動車事故で相手が保険入っていない場合、または自分に過失がある事故で自分や同乗者がケガをした場合に補償される保険です。

子ども運転特約
運転者の年齢条件を30歳未満不担保などの条件を付けると保険料は安くなります。けれども例えば、自分の子どもが免許を取ったために全年齢担保に変更すると、保険料はかなり高くなってしまいます。 子ども運転特約は年齢条件はそのままにして、子どもが運転中の事故も補償するものです。年齢条件を変更するよりも保険料が安くすみます。

身の回り品補償特約
事故などにより、車内やトランク内にあった、カメラやゴルフセットやスノーボードなどの、身の回り品がこわれた場合に補償される特約です。現金やキャリアに積んでいたもの(スキー板など)は対象外になります

家族限定割引
対象の運転者を家族だけに限定することで保険料が5%程度安くなる特約です。 この場合の家族とは契約者と配偶者、同居の親族、別居の未婚の子となります。

代車費用担保特約
車両保険に付随する特約です。車両保険の支払い対象となる事故で、車を修理に出したりして使用できないときに同程度のレンタカーなどの代車の費用を補償してくれる特約です。 通勤や通学など、日常で車を使っている人にとっては便利な特約です。
他車運転危険担保特約
他人の車を借りて事故を起こした場合、通常は車の持ち主の自動車保険が使われることになります。そうすると車の持ち主の保険の等級が下がり、次の年に保険料が上がってしまう可能性があります。けれどもこの特約を付けると、自分の車に付けている保険から優先して保険金を支払うことができ、車の持ち主に迷惑をかけないですみます。
車両新価特約
事故により車両の損害があった場合、車両保険から支払われるのは通常は車の修理代またはその車の時価が上限になります。けれども車両新価特約を付けると、契約時に設定した価格を限度に新車購入費用を補償してもらえます。ただし、車が全損か新車価格相当額の50%以上の分損の場合のときなどの条件があります。

弁護士費用特約
契約者や家族が自動車事故で死亡・後遺障害または入院などの人身被害にあった場合、加害者との交渉を自分で行なわなければなりません。そのような場合に弁護士に依頼してかかった費用や、裁判になったときに必要な訴訟費用などの実費を補償してくれる特約です。 一般に1回の事故につき、被保険者(保険の補償を受ける人)1名あたり300万円までです。契約者や家族が他の車に搭乗中や歩行中に自動車事故にあった場合の事故も対象となります。 この特約を利用する場合は、原則として保険会社の選任した弁護士に依頼することになるようです。

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