保険と共済の違い
<生命保険の基本>

保険と共済の違い

共済は、同じ会社や、同じ地域に生活している人たちなどで組合を作り、助け合う制度です。共済は相互扶助を目的につくられた非営利団体なので、コストがかからない分だけ掛け金(保険料)が安いです。
たとえていうと、保険がタクシーなら共済はバスのようなものです。バスはバス停からバス停までと、タクシーのように自由におりることはできませんが、おおぜいの人が乗るので安くすみます。
共済組合は大小たくさんあるのですが、「四大共済」といわれるのが、JA共済、全労済、都道府県民共済、CO・OP共済です。

JA共済
農業協同組合が行なっている共済のことです。
もともとは農業に従事している組合員を対象とした制度です。しかし、現在では一般の人も出資金を支払えば准組合員になることができます。
JA共済の商品は大きく分けて2つあります。生命共済と損保共済です。
取扱商品は、
生命共済は、医療共済、終身共済、養老生命共済、こども共済、年金共済、がん共済、などです 。
損保共済には、自動車共済、自賠責共済、建物更正共済などがあります。

全労済(全国労働者共済生活協同組合連合会)
全国労働者共済生活共同組合連合会が運営している共済です。
もともとは労働者による相互扶助を目的に始まりましたが、誰でも出資金1000円以上を払えば組合員になれ、自由に加入することができます。
JA共済と同じく生命共済と損保共済があります。
取扱商品は、、
生命共済は総合医療共済、こくみん共済、せいめい共済、終身生命共済、ねんきん共済などです。
損保共済は家財共済、マイカー共済、自賠責共済、交通災害共済などがあります。

CO・OP共済
CO・OP共済とは、日本最大の消費者組織である日本生活協同組合連合会(日本生協連)が運営している共済です。 取扱商品は、個人向けとして、「たすけあい」の名称で親しまれている医療共済、「あいぷらす」や「あいあい」という終身生命共済、火災共済などです
加入時に生協の組合員になるための出資金が必要です。

県民共済、都民共済、全国共済など
(地域によって、名称が違う場合があります)
全国生活協同組合連合会が運営している共済です。各都道府県の住民を構成員としています。すべての都道府県ではなく現在では37都道府県で実施されています。居住地か勤務先のある都道府県の共済に加入する形となります。都道府県によって、保障内容などや名称に若干の違いがあります。
県民共済は、あくまでも居住地・勤務先のある都道府県での共済に加入することになります。そのため、取扱をしていない県に転居した場合、共済が継続できない可能性もあります。

共済のメリット、デメリット
最大のメリットは「保険の掛け金が安い」ことです。共済は、民間保険会社と違って、営利目的ではありません。ですから、自然と掛け金は安くて済むのです。
一方、デメリットは、「商品が少ない」といった面もあります。「1人1人の加入者をケアする」というよりも「できるだけ大勢の加入者をケアする」という考えなので不自由を感じる人もいるかもしれません。
共済も民間の保険会社、どちらにもメリットとデメリットがあります。どちらも有効に使っていきたいものです。


主契約と特約

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